怖い!ドラえもん映画①
1980年の第1作目から今に至るまで41作品が公開されている劇場版ドラえもん。児童向けのお話でもある劇場版ドラえもんですが、中には社会風刺を著したシリアスな作品、トラウマになるような恐ろしいキャラクターなど、大人でも恐怖を感じてしまう作品もあります。
そこで私が劇場版ドラえもんの中で怖い作品をピックアップしました。
その①
1986年に公開された劇場版ドラえもん7つ目の作品です。2011年にはリメイク版としてドラえもん新のび太と鉄人兵団〜はばたけ天使たち〜が公開されています。
このお話を簡単に説明すると、地球人を奴隷として扱うため侵略にやってくる鉄人兵団から、地球を守るためドラえもんたちが戦います。
いわば、ロボット対地球人のび太たちとの戦争です。
実際、何千、何万の鉄人兵団が地球に到着し、街を焼き尽くす描写もあります。焼き尽くした街は偽物の世界なのですが、本物の街だったらと考えるととても恐ろしいです。
鉄人兵団が地球侵略する目的は、地球人を奴隷として鉄人兵団のもとで働かすこと。
地球の歴史でも実際にありました。先進国が奴隷を確保するために、他の領土を攻め、街を焼き付くし、武力行使しました。
作者の藤子・F・不二雄は、そんな歴史の背景を訴えたかったのではないでしょうか。
のび太たちの地球(国)を守るという点で、現実味のあるシリアスな作品であるため、子供にとってはすこし刺激のある作品かもしれませんが、是非見ていただきたいです。
次回に続きます。